サードプレイスがキャリアに与える影響とは?日経MJ記事・マイナビ調査結果から自己効力感とキャリアアップとの関係を解説

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2月に入ってから大寒波を迎えましたね。また17日寒くなるそうです。くれぐれもご自愛ください。

今日目に留まった記事は💁

マイナビ、「正社員の『サードプレイス』と『働くモチベーション』に関する調査」の結果を発表  日本経済新聞

もともと12月に日経新聞に掲載されていた記事が、日経MJに再掲されていました。

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近年、働き方の多様化が進む中で、「サードプレイス」の概念が注目されています。仕事でも家庭でもない「第三の居場所」が、キャリア形成や仕事へのモチベーションにどのような影響を与えるのかが議論されるようになってきました。

企業のリモートワーク推進や副業解禁の流れを受け、仕事のやり方や働く環境が大きく変化していることが背景にあります。これまでオフィスが主な「仕事の場」だった人たちも、カフェやコワーキングスペース、さらにはオンラインでのコミュニティなど、会社以外での活動が増えつつあります。

一方で、すべての人がサードプレイスを自由に活用できるわけではないという現実もあります。たとえば、対面業務が必須の職種や、勤務時間が長く自由な時間を確保しにくい仕事に就いている場合、サードプレイスを持つこと自体が難しいケースも考えられます。

しかし、サードプレイスの有無がキャリアに与える影響について、最新の調査では「自己効力感(自分の力で道を切り開ける感覚)」との関連性が明らかになっていることがわかっています。

次のセクションでは、新聞報道のデータをもとに、サードプレイスが働くモチベーションやキャリア形成に与える影響を掘り下げていきます。

キャリア支援者として、そしていずれ当事者になるビジネスパーソンとして、この記事の内容を深掘りしてみました。

この記事では以下のデータを参照しています
✅株式会社マイナビ
「正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査」
https://www.mynavi.jp/news/2024/12/post_46088.html

目次

調査結果・新聞報道が示す「サードプレイス」の効力感向上

新聞報道が示す「サードプレイス」の効力感向上

仕事でも家庭でもない「第三の居場所」を持つことが、働くモチベーションやキャリア意識にどのような影響を与えているのか、新聞の引用元になった調査データをもとに解説します。

要点:サードプレイスは、キャリア意識を高める鍵になる
今回の調査結果から、サードプレイスを持つことが、「自己理解度の向上」「働くモチベーションの向上」「キャリア自律の促進」「自己効力感の向上」につながることがわかります。つまり、サードプレイスは単なる「息抜きの場所」ではなく、キャリア形成においても重要な役割を果たしているということです。今の仕事やキャリアにモヤモヤしているなら、「自分にとってのサードプレイス」を見つけることが、前向きな一歩につながるかもしれません。

マイナビが実施した調査によると、全国の正社員のうち「サードプレイスを持っている」と答えた人は19.3%でした。つまり、5人に1人程度しか、会社や家庭以外で「自分の居場所」と言える環境を持っていないということになります。

出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査
出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査

しかし、興味深いのは、サードプレイスを持つ人は、そうでない人と比べて、自己理解度や仕事への意識が大きく違っている点です。

サードプレイスがあると「自己理解度」が高まる

サードプレイスを持つ人の60.8%が「自分自身への理解度が高い」と答えています。一方、持たない人の割合は34.4%と、26.4ポイントもの差がある結果になっています。

出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査
出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査

普段の職場や家庭では、どうしても「自分の役割」に縛られてしまいがちですが、サードプレイスでは肩書きや立場を気にせずに過ごせるため、「自分は本当は何がしたいのか?」「どんな働き方が理想なのか?」を見つめ直す機会が増えるのかもしれません。

サードプレイスを持つ人は、働くモチベーションが高い

また、調査では「働くモチベーションが高い」と答えた人の割合が、サードプレイスを持つ人では40.0%、持たない人では24.0%と、16.0ポイントの差があることがわかりました。

出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査
出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査

これは、サードプレイスが「仕事と適度な距離を取れる場所」として機能している可能性を示唆しています。職場のストレスを軽減し、リフレッシュできる環境があることで、仕事に対して前向きな気持ちを持ちやすくなるのではないでしょうか。

キャリア自律や自己効力感の向上につながる

特に、サードプレイスを持つ人は「自分のキャリアを自分で作り上げている実感がある」と答えた割合が53.3%で、持たない人(34.0%)との差は19.3ポイントとなっています。

出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査
出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査

また、「困難な仕事でも自分ならできる」と感じる自己効力感の高さについても、サードプレイスを持つ人では56.3%、持たない人では35.8%と、20.5ポイントもの差が見られました。

つまり、サードプレイスがあることで、「自分でキャリアを切り開いていく」という意識が強まり、難しい仕事にもチャレンジする姿勢が生まれやすくなるということです。

仕事と私生活の満足度も向上する

さらに、「仕事と私生活の両方に満足している」と答えた割合は、サードプレイスを持つ人が39.4%、持たない人は24.3%という結果になっています。

出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査
出典:マイナビ 正社員の“サードプレイス”と“働くモチベーション”に関する調査

これは、サードプレイスを持つことで仕事のストレスが軽減され、私生活にも良い影響を与えている可能性を示しています。リモートワークや副業が進む中で、仕事とプライベートの切り替えが上手にできるかどうかが、キャリアの充実度を左右する要因になりつつあるのかもしれません。

サードプレイスを活用できる人・できない人、それぞれのキャリアの可能性

サードプレイスを活用できる人・できない人、それぞれのキャリアの可能性

サードプレイスがキャリアに良い影響を与えることが調査データから明らかになっていますが、誰もが自由にサードプレイスを活用できるわけではありません。職種や働き方によって、サードプレイスを持ちやすい人と、そうでない人がいるのも事実です。

ここでは、サードプレイスを活用しやすい人と、そうでない人がどのようにキャリアの可能性を広げられるのかを考えていきます。

✅要点
・サードプレイスを活用できる人は、環境をフル活用してスキルアップや人脈形成を進める
・サードプレイスを持ちづらい人でも、職場の中での工夫や、生活の中での時間の使い方を見直すことで、キャリアの可能性を広げられる
・サードプレイスの有無に関わらず、柔軟な働き方を求めるなら、リモートワーク可能な職種や副業しやすい企業への転職も視野に入れる

1. サードプレイスを活用できる人(リモートワーカー・副業志向の人)

リモートワークをしている人や、副業に積極的な人にとって、サードプレイスはキャリア形成の「加速装置」になり得ます

調査によると、サードプレイスを持つ人は、自己理解度が高く、キャリア自律の実感を持っている割合が多いことが示されています。これは、「サードプレイスを活用しながら働くことで、より主体的にキャリアを選択できる環境が整いやすい」ということを意味しています。

特に、次のような行動をとることで、サードプレイスのメリットを最大限活かせるでしょう。

アクション事例
  • コワーキングスペースやカフェを副業の拠点にする
    • 副業に集中できる場所を確保し、オン・オフの切り替えを意識する
    • 環境を変えることで、アイデアが生まれやすくなる
  • サードプレイスを情報収集の場として活用する
    • 転職を視野に入れているなら、業界の最新トレンドを学べる場を作る
    • 副業やスキルアップに関するセミナーに参加し、キャリアアップのチャンスを広げる
  • サードプレイスを通じた人脈形成
    • 会社以外のコミュニティに属することで、新しい仕事のチャンスを得る
    • たとえば、副業仲間との出会いがフリーランスとしての独立につながることもある

2. サードプレイスを活用しづらい人(対面業務・オフィスワークが必須の人)

一方で、サードプレイスを持つことが難しい働き方をしている人も少なくありません。たとえば、対面での接客や医療・介護職、製造業など、オフィス勤務が必須の仕事をしている場合、勤務時間が長く、サードプレイスを確保する余裕がないと感じることもあるでしょう。

しかし、そのような状況でも、工夫次第でキャリア形成の可能性を広げることはできます

アクション事例
  • 職場の中で「サードプレイス的な環境」を作る
    • 職場のラウンジやリフレッシュスペースを積極的に活用する
    • 信頼できる同僚と、仕事以外の話をできる場を作ることで、新たな視点が生まれる
  • 短時間でも「自分のための時間」を確保する
    • たとえば、通勤時間にキャリアに関する書籍やポッドキャストを活用する
    • 休日にカフェや公園など、リラックスできる場所を見つけることで、仕事とのバランスを取る
  • サードプレイスを持たずとも、キャリアの選択肢を広げる工夫をする
    • 副業解禁が進む中、企業によっては「社内副業」や「プロジェクト型の仕事」など、新しい働き方の可能性がある
    • 職場の中でスキルアップできる方法を探す(異動や資格取得を視野に入れる)

このように、サードプレイスを持つことが難しい人でも、職場や生活の中で「自分らしくいられる時間」を意識的に作ることで、キャリアにポジティブな影響を与えることが可能です。

3. サードプレイスの有無に関わらず、キャリアの可能性を広げる

結局のところ、サードプレイスの有無にかかわらず、キャリアを主体的に考えることが重要です。

まとめ
  • サードプレイスを持っている人は、それを「キャリアの成長の場」として活用する
  • サードプレイスを持ちにくい人も、職場環境や日常の工夫次第で、新たな可能性を見つけることができる

特に、最近では企業側も働き方の多様化を推進しているため、社内の制度を活用してキャリアを広げる選択肢も増えています。たとえば、リモートワークが可能な職種へのキャリアチェンジを考えたり、副業が解禁されている企業に転職することで、より柔軟な働き方を手に入れることもできるでしょう。

物理的ではなくコミュニティ的な意味合いですが、プロティアンキャリア協会に加入してから、今までにはない年齢・経歴の方との接点が持てるようになりました。物理的には難しくても、オンラインで刺激を受けることも考えてみましょう!

キャリアアップ・転職を考える方のアクションプラン

キャリアアップ・転職を考える方のアクションプラン

サードプレイスの有無がキャリア意識や働くモチベーションに影響を与えることは調査データから明らかですが、それを具体的な行動につなげなければ、現状は変わりません。

そこで、「サードプレイスを持っている人」「持てない人」のそれぞれが、今の環境の中でキャリアアップを実現するために取るべき具体的な行動を整理します。

✅要点
・サードプレイスを持つ人は、それをキャリア成長の場として活用する(副業・スキルアップ・人脈形成)
・サードプレイスを持たない人でも、職場の中で環境を工夫したり、短時間の学びを活かしてキャリアを広げることができる
・最終的に、「今の環境がキャリアの成長につながるか?」を見極め、場合によっては転職も視野に入れることが重要

1. サードプレイスを持つ人が今すぐやるべきこと

すでにサードプレイスを持っている人は、それを「息抜きの場」ではなく、キャリアアップの場として活用することが大切です。

副業を始める or 本業に活かすためのスキルを磨く

  • カフェやコワーキングスペースで「なんとなく作業する」のではなく、「具体的な目標」を持つ
  • 例:副業でライティングやデザインを学ぶなら、オンライン講座を受講してスキルを体系的に磨く
  • 例:マーケティングを学び、本業で企画職や営業支援の仕事に活かす

キャリアの選択肢を増やすために「つながり」を作る

  • 仕事以外のコミュニティに参加し、新しい働き方を知る
  • 例:コワーキングスペースで開催されるイベントに参加し、異業種の人と交流する
  • 例:転職を視野に入れるなら、サードプレイスで出会った人から業界のリアルな情報を聞く

転職活動を視野に入れるなら、情報収集を徹底する

  • サードプレイスで「理想の働き方」について考え、今の職場で実現できるかを整理する
  • 例:リモートワークや副業OKの企業への転職を検討する

💡 ポイント: サードプレイスをただの「居場所」として使うのではなく、キャリアの成長につなげる「戦略的な場」として意識することが重要です。

2. サードプレイスを持てない人がやるべきこと

一方で、対面業務や長時間勤務の関係でサードプレイスを持つことが難しい人もいます。しかし、「サードプレイスがなくてもキャリアを広げる方法はある」という視点を持つことが大切です。

職場の中で「サードプレイス的な環境」をつくる

  • 会社の休憩スペースを活用し、リラックスできる時間を確保する
  • 信頼できる同僚とキャリアの話をする場を作り、情報交換を行う

短時間で学び、キャリアの可能性を広げる

  • 通勤時間を活用して、キャリア本を読む・オンライン講座を視聴する
  • 休日や仕事終わりに「副業体験」をしてみる(1時間だけでも可能な仕事を探す)

「転職も視野に入れる」という選択肢を持つ

  • 今の職場で「サードプレイスが持てない=働き方に制約がある」なら、もっと自由度の高い職場へ移ることも検討する
  • 例:リモートワークが可能な企業や、副業OKの企業への転職を視野に入れる

💡 ポイント: サードプレイスがないからといって、キャリアアップの手段がないわけではありません。「今の環境の中でできること」にフォーカスし、スキルアップや転職活動を具体的に進めることが重要です。

3. 最終的に意識すべきこと:環境を変えることも選択肢に入れる

キャリアを形成していくうえで、サードプレイスを活用するかどうかよりも大切なのは、「今の環境が自分のキャリアにとって最適なのか?」を見極めることです。

もし、「サードプレイスを活かして成長できるなら、それを最大限活用する」べきですし、
もし、「サードプレイスを作れない環境がキャリアの足かせになっているなら、転職や副業で働き方を変える」ことも視野に入れるべきでしょう。

どんなキャリアを築くかは、自分次第です。

  • 今の会社でキャリアアップを目指すのか?
  • 副業を通じて新しい働き方を試すのか?
  • 転職して、より柔軟な働き方を手に入れるのか?

いずれの選択肢を選ぶにせよ、大事なのは「行動を起こすこと」です。サードプレイスがあっても、そこをただの「息抜きの場」として使うだけでは意味がありません。逆に、サードプレイスがなくても、自分の未来のために動ける人は確実にキャリアを前進させることができます。

まとめ|サードプレイスを活かす・活かせないに関わらず、主体的なキャリアを

まとめ|サードプレイスを活かす・活かせないに関わらず、主体的なキャリアを

サードプレイスを持つことで、仕事へのモチベーションや自己理解度が高まることはデータからも明らかですが、重要なのは「サードプレイスがあるかどうか」ではなく、今の環境をどう活かすかです。すでにサードプレイスを持っているなら、それを単なる息抜きの場にせず、スキルアップや副業、転職の情報収集に活用することで、次のキャリアにつなげる意識が必要でしょう。一方で、サードプレイスを持ちづらい人も、職場の中で新しい経験を積んだり、短時間でも学ぶ習慣を作ることで、キャリアの可能性を広げることは十分にできます。現職で成長の機会が得られないなら、より柔軟な働き方ができる企業への転職を検討するのも一つの選択肢です。最終的に大事なのは、自分のキャリアをどう築きたいのかを考え、環境に縛られずに動くこと。サードプレイスがあってもなくても、主体的に行動を起こせる人こそが、これからの時代に強いキャリアを築いていくはずです。

サードプレイスを意識的に増やせると、刺激も多くなります。一緒にキャリアアップしていきましょう!キャリアオーナーシップ!

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筆者紹介

・元 転職エージェントキャリアアドバイザー
 営業職の方を中心に、転職活動をサポート
 累計カウンセリングは3,500件以上/転職斡旋人数は約400名
・現在はフリーランスマッチングサービスに在籍
・自閉症っ子・発達障害っ子のお父ちゃん
【保有資格】
国家資格キャリアコンサルタント/ GCDF-Japanキャリアカウンセラー
プロティアン認定ファシリテーター

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